シミが出来てしまったら?
コンシーラーで隠す?
ファンデを厚塗りする?

※しみに対するレーザー治療の注意
ひとくちにシミと言っても、肝斑やほくろ、他の皮膚腫瘍のこともあります。
未成年の方は保護者の承諾が必要になります。

しみ、ソバカスの治療には、
・レーザー治療
・光治療
・塗り薬・ケミカルピーリングなど、

が存在します。

しみの種類によって、おのおのに得手不得手があります。

まずは、自分のしみがどういう種類のしみなのか診断が必須です。
 
代表的なしみの種類
・老人性色素斑 
・雀卵斑(ソバカス)

レーザー治療と光治療はいずれにしても光による治療になります。
レーザーが特定の波長の光のみを増幅して照射するのに対し、フォトフェイシャルに代表される光治療は全波長の光を照射して治療します。

ですので、光治療の方がレーザー治療よりおとなしい治療である印象があります。

逆に言うと、しみ、茶あざ、赤あざ、脱毛など目的を絞った治療は、レーザーの方が効果は高いのです。

■老人性色素斑に対するレーザー治療

境界が明瞭な円形のしみはほとんどが老人性色素斑(通称 ろうはん)です。

基本的には加齢に伴うしみですが、レーザーの治療効果が一番です。

長期間紫外線、直射日光にさらされてきた人は若くともこのシミができていることもあります。

レーザー照射後、数日で薄いカサブタになり、このカサブタがとれるとピンク色のきれいな皮ふが出てきます。

白人であればこのままきれいになるのですが、日本人では必ず炎症後の色素沈着を生じます。

この時期には美白剤を塗り徹底した遮光が必要です。
これを続けることで、炎症後の色素沈着は徐々に薄くなってきます。

好みの薄さになるまで繰り返し間隔をあける。
おおよそ3ヶ月経過した後に、今度は弱めにレーザーを照射します。

レーザー治療を行う前に病院のアフターフォローがどの程度あるのかで比較して欲しいです。
治療は格安で、アフターフォローが割高な病院もありますのでご注意ください。

■ソバカスに対するレーザー治療

ソバカスもレーザーが有効な症状です。
しかも、治療の経過は「老人性色素斑」と全く同じです。
レーザーを照射しすると、カサブタになりそれが剥げるときれいになるという経過ですね。

ただし、ソバカスと老人性色素斑が違う点が1つあります。それは、ソバカスは多発してしまうのです。

仮に、顔面に多発するソバカスに全てレーザーを照射したとします。

そのため、ある特定の疾患に対して治療をするというよりも、肌質を整える目的で治療されるイメージがあります。
逆に言うと、ソバカスやくすみなど特定の目的に対して行うと物足りない印象を受けられるかもしれません。

■レーザーは肌荒れも改善する!?

フォトフェイシャルよりもレーザーフェイシャルの方もオススメです!

実はにきびには効果があります。
これは、にきび自体に効いているというよりも、にきびが生じている毛包にレーザーが作用して脱毛効果を起こすことで、にきびがよくなるものと考えられるのです。

ただし、治療は1回では終了しません。
1ヶ月ごとに数回照射する必要があります。
回数に制限はありませんので、数年単位で続けることをおすすめいたします。

まずは、シミの種類を判別して適切なレーザー治療をする事で、ニキビや肌質向上にも効果があるんですよ!

実際私は、ソバカスが多いタイプです。
最悪なのは毎年海に行き倒していたので、同年代と比べてもシミ(あんまり認めたくないw)が多い方でした。

一念発起してレーザー治療を行ったことで、ソバカスはほとんど目立たなくなり、肌の調子がとても良くなりました!

それは素晴らしい病院と巡り会ったからかも知れません。

ですので顔は一生問題です、治療を受けると決めたら妥協せずに沢山の病院を比較検討して欲しいです。